ノート PC があまりに不調なので買い替えたかったが、予算の都合上、minipc を買うことにした。

外出時は、OpenVPN で LAN に接続し(Raspberry PI を OpenVPN サーバとして置いている)、MacBook Air からリモートデスクトップ接続して使う。

ちなみに、Mac の Microsoft Remote Desktop が使いものにならん!と思うぐらい使いづらいので、「日本語キーボードでもリモートデスクットップがまともに使える」ように修正した FreeRDP を使う。(Mac から Windows にリモートデスクトップ接続するには Microsoft Remote Desktop を使う、といった記事を見るが、本当に使えているのだろうか?)

NiPoGi というメーカーの minipc

購入したのは、NiPoGi というメーカーの製品。

ミニPC 最新第12世代 Intel N95 mini pc

とにかく安い。が、Windows 11 Pro がインストールされている。Windows 11 Pro なのでリモートデスクトップで接続することができる。

8GB のメモリが搭載されているが、16GB まで換装可ということで、届いた日に、分解してノート PC に付いていた 16GB のメモリと差し替えた。メモリスロットは、CPU と反対の面に実装されており、CPU ファンとやや干渉しているねじと、それと基板上の反対側にあるねじの2本を外すとマザーボードは外れる。Samsung の PC4-3200AA と書いてあるメモリと差し替えたが動いている。

Windows 11 を起動してタスクマネージャーで見ると、ほぼ、8GB は使っているので、自分でできるのであれば、メモリを増設したほうが良いのではないかと思う。 ただ、8GB でも、ネット、Office を使う程度であれば、ストレスを感じるほどではなかった。

WiFi も付いていて(有線 LAN も付いている)、モニター、キーボード、マウスを持っていればすぐに使える。

詳しいスペックは、Amazon のページを見れば書いてあるので、書いてなさそうなことを書いてみたい。

底面に 2.5 インチ SATA ドライブを入れられる?

この PC の底の部分には、2.5 インチの HDD/SSD が入るようだ。ネジが二つ付いている。外すと SATA の端子が見える。 この底の部分は、上下にプラスティックのロックが二箇所付いていて、このロックを解除すると、ベース部分が分離できるようになっている。 ベース部分と本体部分は、(たぶん) USB-C のコネクタで接続されるようになっている。 ドッキング可能な USB ハードディスクケースがついているような感じだろうか。 USB でつないで速度が出るのかどうかわからないが、本体を増設するのはじゃまくさいな、でももう少しストレージ容量は欲しいな、という場合には良いのかもしれない。

モニタの後ろに取りつけられる

この minipc はモニタの後ろに、minipc を取りつけることができる。 モニタの後ろに、モニタ固定用のネジ穴があると思う。(VESA マウント) ここに金具を付けて、mini PC をひっかけることができるようになっている。 手元が広くなって便利だ。

ただ、USB メモリなどをモニターの後ろの PC に抜き差しするのはじゃまくさいので、USB HUB があっても良いのかもしれない。PC には Type-A の端子しかないのでお間違いないよう。

メモリを多く搭載できる minipc

普段はソフト開発をしているので、本当は、もっとメモリを積みたかった。候補として、MINISFORUM UM450ミニPC AMD Ryzen 5 4500U 小型pc DDR4 32GB 512GB PCIe SSD Windows 11 Pro あたりはどうかと考えていた。32GB * 2 のメモリに交換できると書いてある。

まとめ

Word/Excel/PowerPoint が使えて、軽い開発であればこなせる PC を探していた。NiPoGi の商品を購入したが、当面、これで十分そうだ。

それにしても、minipc がこんな価格なのであれば、数万円でデジタルサイネージシステムを作れるのではないだろうか。

参考