生成AIでランディングページを作ってGoogle広告を出してみた
2026/04/23 - ~
はじめに:製品を作る前に反応を見る
サービスを開発するには、費用も時間もかかる。 それなのに、「作ってから売り方を考える」というのは順番が逆だ、というのがマーケターの考え方らしい。
新しい製品やサービスのアイデアが浮かんだとき、すぐに開発に着手するのはリスクが高い。 まず、ランディングページ(LP)を作って反応を見る、という方法がある。
実際に買う気があるかどうかは、メールアドレスを登録してもらう、申し込みフォームまで進んでもらう、といった行動で測ることができる。 作ってから「誰も欲しがらなかった」では遅い。
極端な例では、申し込みフォームすら置かず、「準備中です」とだけ表示して、どれだけアクセスがあるかを見る、というところまであるらしい。 ここまで割り切れるなら、LPの作成コストはさらに下がる。
LPを外注すると10万円以上かかる
そうはいっても、ランディングページを作るには制作費がかかる。 デザイナーやコーダーに依頼すると、シンプルなものでも10万円程度は見ておく必要がある。
アイデアの反応を試したいだけなのに、1件10万円の投資はハードルが高い。 100個のアイデアを試そうと思ったら1000万円になってしまう。
生成AIで作れないか?
ここで思ったのが、「生成AIで作れないか?」ということだ。
LPは構成がほぼ決まっている:
- キャッチコピー
- 課題の提示
- 解決策(サービス内容)
- 実績・信頼性
- CTA(申し込みボタン)
これって、基本的には作文だ。生成AIが得意なことそのものじゃないか、と。 HTMLやCSSも生成できる。
実際に試してみたところ、Claude や ChatGPT にアイデアを伝えると、LPの構成案からHTMLまで一気に出力してくれた。 修正指示を出しながら10分程度で、それなりのLPができあがった。
生成AIで作ると、出力物は1個のHTMLファイルだ。 これを自社のWebサイトに置くか、Cloudflare Pages などの無料・格安ホスティングに置けば、公開コストもほぼかからない。
WordPressなどで1枚もののLPをがんばって作る方法もあるが、サーバー費用や保守コストがかかる。 生成AIとシンプルなホスティングの組み合わせなら、制作費用も運用費用もほぼゼロだ。
また、単なるHTMLファイルなので、セキュリティを気にする必要もない。 WordPressはプラグインの脆弱性やバージョン管理など、運用上の面倒が尽きないが、静的なHTMLにはそもそも攻撃される要素がない。
外注コストと比べると、費用はほぼゼロ(AIサービスの月額費用のみ)。
なぜGoogle広告にしたか
LPを作っただけでは、検索エンジンに認識されるまでに時間がかかる。 アイデアの反応を早く知りたいなら、広告で集客するのが現実的だ。
Google広告を選んだ理由は、自分自身の経験から来ている。
緊急性のある悩みを抱えているとき、検索して上位に出てきた広告をクリックしたことがある。 「今すぐ解決したい」という気持ちのときに検索するので、購買意欲が高い状態でLPにたどり着いてもらえる。
SNS広告の場合、ユーザーは特に目的もなくタイムラインを眺めていることが多い。 割り込みで見せる広告は、反応を取りにくいと考えた。
実際にやってみて
Google広告の設定もAIに手伝ってもらいながら進めた。 キーワード選定、広告文のバリエーション作成、入札戦略の基本的な考え方など、 「何をどう設定すればいいか」をAIに聞きながら設定できる。
広告審査は数時間〜1日程度で通過した。 少額(1日数百〜数千円)から始められるので、まずは試してみるのにちょうどいい。
100個試せば1個当たるか?
アイデアの勝率がどのくらいかはまだわからない。 ただ、1件あたりのコストがAIの作業時間 + 広告費程度まで下がったなら、 たくさん試すこと自体がリスクにならなくなる。
100個作って1個当たれば、それで十分ペイできるかもしれない。
スタートアップの世界では「アイデアより実行」とよく言われるが、 もう一段手前に「実行より検証」という考え方がある。 生成AIはその検証コストを大幅に下げてくれる可能性がある。
まとめ
- アイデアの反応を見るには、先にLPを作って検証するのが有効
- LPを外注すると10万円程度かかるが、生成AIを使えばほぼゼロコストで作れる
- Google広告で集客すれば、SEOを待たずに検証できる
- Google広告は検索意図のあるユーザーに届くため、SNS広告より反応が出やすい
- 少額・短期間で仮説検証できる仕組みが整いつつある
今後も試した結果を記事にしていく予定だ。
最後まで読んでいただきありがとうございます。 実はこの記事自体も、AIと一緒に生成しています。
ちなみに、スタティックサイトジェネレータの Hugo と Claude Code の組み合わせが最高です。 HugoはMarkdownファイルを直接編集するだけで完結するので、Claude Codeがそのまま読み書きできる。WordPressのようにDBやCMSの操作が不要で、アイデアを口頭で話しながらそのまま公開まで持っていける体験は、かなり快適です。セキュリティ対策も不要で最高です。
この手法に興味があれば、お気軽に お問い合わせ ください。